大文字小文字マッチング教材

  • 2020.07.19 Sunday
  • 17:19

大文字小文字マッチング教材のお魚くわえた猫ちゃんバージョンを作りました。 猫が大文字、魚が小文字で、猫の口元と魚の裏にマジックテープを付けています。



UDデジタル教科書体と Sassoon フォント(Sassoon Primary Rg)の2種類を作りましたが、私のおすすめは手書き文字に近く文字の判別がしやすい Sassoon です。

↓UDデジタル教科書体

↓Sassoon

私の場合は、最初に箱から猫を取り出しながらアルファベットの名前読み(あるいは音読み)を一緒に確認し、次にお子さんに大文字と小文字のマッチングをしてもらい(猫に魚を食べさせてあげます)、最後に一緒に猫から魚を取って箱に片付けながら音読み(あるいは名前読み)を確認しています。

お子さんにただマッチングしてもらうだけではあまり意味がない活動になるので、しっかり発音しながらアルファベットの音や名前を確認しています。最初に一緒に確認するときにお子さんの現在の力がわかるので、活動内容を調整したり進め方を工夫したりしています。

次の写真のお子さんの場合、b, d, p, q で混乱するだろうなと思ったので、最初に魚の向きを「頭が左ね」と指定しました。お子さんの力によっては、魚の向きについては全く言及せずにやってもらうことももちろんあります。



つまずいたときに途中でヒントを与えようとするとどうしても誘導気味になってしまうので、最初からルールを作っておくとスムーズだと思います。こちらがうまくお子さんの現在の力を見立てられないと難しいのですが… 意味のある混乱を意図的にさせることはあるけれど、無意味な混乱は無駄なのでできるだけ避けたいです。



小文字の b, d, p, q, u, n は混乱しやすく、最後まで残ることが多いです。上の写真は Sassoon フォントなので b, d, p, q, u, n が鏡像関係になりにくく、UDデジタル教科書体よりは判別しやすいようです。しかし苦手なお子さんはやはりこれらのアルファベットは難しいようです。

これらのアルファベットには下線やベースラインを入れたくなるかもしれませんが、純粋にアルファベットの形への気づきを促したいですし(線がないとわからないのでは後々困ります)、線が視覚的に余計な刺激になることもありますので、私は下線を入れない方がいいと思います。

でも線が必要な場合もあるかしらと思い、線なし・線あり両方のバージョンをとりあえず作ってみました。もう少しやってみながら考えていこうと思います。

最後にひとつ。猫に魚を食べさせたらどうするか(その猫をどこに置くか)、始めにお子さんに伝えておくと活動の流れがきれいだと思います。指示が「食べさせてあげてね」だけですと、大抵の場合、魚を食べさせた猫を目の前に山積みにしていきます。そうすると、重なったり方向がごちゃごちゃだったりしてマッチングが合っているかうどうかをこちらがさっと目で見て確認できません。

私は「お腹いっぱいになった猫ちゃんは、隣のベッドに寝かせてあげてね」と、隣の机に並べてもらいます。もしマッチングが間違っているものがあっても、きれいに並んでいると子どもさんが自分で気付いてやり直すことができます。自分で気づくことは自立した学びにとても大切だと考えています。

教材のPDFデータは Jolly Phonics Fan にアップさせていただきましたので、ご入り用の方はどうぞ。あるいは、このブログのコメント欄からご連絡ください。つたない実践ですが、少しでも読み書き指導・支援の現場で子どもたちのお役に立てれば嬉しいです。



マジックテープは、ハードを猫、ソフトを魚に貼ると、手先に感覚過敏のあるお子さんにも扱いやすいかもしれませんので、私はそうしています。切ったり貼ったり細かい作業が大変ですが、無になれるので私は結構好きです。

なお、イラスト使用につきましては、イラスト作者のいらすとやさんの許可をいただいています。いらすとやさんのイラストはとてもかわいらしく、種類が豊富で教材やハンドアウトに使いやすいので大好きです。

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