ジョリーのデコーダブルリーダーズが届きました
- 2017.12.02 Saturday
- 00:28
Jolly Grammar の Teacher's Book と Student Book、そして Decodable Readers が届きました。
私の机の横の作業台に置いていたのですが、学習の合間にすぐに見つけて「これなあに?」と手に取る小学生が多く、中学生くらいになると「こんなの届いたよ」と声をかけると「マキ先生また何かしてるん」と見に来てくれます。
ジョリーフォニックスを学んでいる生徒たちなので「もう読めると思うよ」と言うと、できるかも、ちょっと読んでみよう、と一生懸命にデコーディング(文字を音に変換)していました。
カタツムリとナメクジだけが登場する一冊があり、私にはそれがおもしろくてみんなに勧めて楽しんでいます。「ナメクジって英語でなんて言うんやろ」とちょっぴりがんばって読んでくれます。それから「カタツムリとナメクジってどう違うんやろ」と考えていました。
みんな英語が読みたいんだなと感じます。ジョリーフォニックスで読める自分に少し自信がついてきているのでしょう。そして、知りたいことが英語で書いてあるときは、知識を得るために英語を読もうとするのですね!
ディスレクシアのある中学生が今日帰り際に「一冊読み切った、って思えるんですね」と私に言いました。短いお話で一冊になっているので達成感が感じられると思うのですが、このようにすぐその気持ちを言語化できる力に感服しました。
読み書きに困難を持っていても、こんなにきらきらとした瞳で文字を追う生徒たちに、この先英語を嫌いにさせてしまわないようにしたいと心から思います。もう高校受験で「英語は捨てる」と悲しい顔で言わせたくないのです。