指示代名詞の説明についてのちょっとしたあれこれ

  • 2017.09.28 Thursday
  • 11:25


英語の指示代名詞で混乱する生徒への説明プリントです。近称と遠称の空間的・時間的・心理的な距離を視覚的に分かりやすくするため、矢印で表しました。いつもは手描きだったのですが、最近私がエクセルにはまっているので作ってみました。


すでに話題に上っている物事を指す人称代名詞も吹き出しに入れていますが(会話文の受け答えなどで、ここも混乱しますよね)、情報が多いと混乱するような生徒には最初は消しておきます。

 

 




英語の指示代名詞は日本語の指示代名詞と少し違うので要注意。指導者が国語の文法範囲の復習をして、英語と比較もするとすっきりします。私もしょっちゅうおさらいしています。


そして大切なことがひとつ。ASD(自閉症スペクトラム)のある生徒の中には、「それ取って」「あそこに置いてね」という指示が分かりづらい子がいます。「それ」「あれ」といった指示語が具体的に何を指すのか理解が難しく、コミュニケーションがうまくいかないことがあります。(かく言う私も実は苦手です。)


話し手と聞き手の関係性やその場の会話における文脈の理解が難しかったり、心の理論(他者の立場で物事を考える)が未発達だったりということが原因として考えられます。知的に高い生徒でも意外と分かっていなかったりするので、普段の雑談などでさりげなく確認しておくこともあります。


その場合、例えば教室の中だと「this, these は手の届く範囲くらいだよ(手の長さを測って具体的な数字で言うのもあり)、that, those は手が届かないね」と伝え、机の上と教室の端に具体物を置いて、英語で(それ以前に日本語で)やり取りして、感覚をつかめるよう練習しています。中途半端な所に物を置いて、「どっちかなあ。あれれ、立ち位置によって変わる?」と生徒と話し合うのも楽しいです。

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