日本LD学会 第28回大会(東京) ポスター発表

  • 2019.11.15 Friday
  • 21:14


日本LD学会大会東京では、ポスター発表会場にて様々なお立場の先生方とお話することができ大変勉強になりました。思っていたより多くの方に見ていただけて嬉しかったです。

英単語つづりには音素の認識が大事やで、だから文字は急がんほうがええで、日本人の英語学習者にはモーラの影響を考えとかなあかんのや、なにより子どもの気持ちや願いがいちばん大事やねん、というところをお伝えできていればよいのですが…

それから、エラー分析をきちんとするようにとのご指摘をいただき、私たちの次の課題への気づきをいただきました。実は指導記録にはエラーを全部書いていたのですが、ポスターに反映させていなかったことが反省点です。

実践の発表はどきどきしますが、こうしてご意見をいただける貴重な機会がありがたいです。もっと勉強します!今後ともどうぞよろしくお願いいたします。健康第一、そして愛です。







紙やすり下敷きと運筆コントロール

  • 2019.11.15 Friday
  • 21:09

リンクスでは、マスから文字がはみ出す、文字の形がうまくとれないなど、文字を書くことが困難なお子さんに紙やすり下敷を試してもらうことがあります。

紙やすり下敷は、10年近く前、京都大学 加藤寿宏先生の感覚統合及び学習に関する資料をもとに試行錯誤しながら手作りしました。生徒にあげてしまったので枚数は減りましたが、今でも現役で活躍中です。

その紙やすり下敷について加藤先生がお書きになった原著論文が、LD研究第28巻第2号に掲載されていました。この研究では、運筆コントロールが良好な子どもたちにとって、この紙やすりは有効ではなく、運筆コントロールが苦手な子どもにとって効果があること、さらに運筆コントロールが苦手な子どもたちは、固有感覚の判別性が低い傾向があり、この判別性の低さを紙やすりが補う可能性が示唆されました。

ちなみにこの研究で用いられたJPAN感覚処理・行為機能検査の固有感覚検査を開発したのは、弊社プレイジムの代表の太田篤志ですので、この論文には彼も非常に興味を示していました。

支援グッズは、安易にブームとなり使用される傾向があります。この紙やすり下敷きも、適切なアセスメントがないまま使用される可能性があります。しかし書字の苦手さには理由があり、苦手さの原因に固有感覚が大きく関与している場合、この紙やすりの効果が発揮されると考えられます。リンクスでは、これから固有感覚のアセスメントなども行いながら、紙やすり下敷きを適切に活用していきたいと考えています。



ブリの折り紙と漢字の「鰤」

  • 2019.10.03 Thursday
  • 18:30

 

小学生のAさんは折り紙が大好きで、ときどきリンクスへ自分の作った作品を持ってきてくれます。なんと、この複雑で美しい折り紙作品は、本も何も見ないで作っているんですって!自分の中の完成イメージを目指して考えながら折っているそうです。

 

最初に持ってきてくれたときに飾西教室の掲示板に飾ったのですが、それから作るたびに持ってきてくれるようになりました。他のお子さんや保護者さんが彼の折り紙を見て感想を言ってくれることもあり、そのことを彼に伝えると嬉しそうにしていました。

 

 

彼は漢字が苦手なのですが、今回はN先生と一緒に「鰤(ブリ)」を漢字辞典で調べ、家から持ってきてくれたスタンドに鰤の折り紙を飾ってくれました。そのときに他の魚へんの漢字もいくつか楽しく調べたそうです。彼本人にとって意味のある漢字学習がスタートしたようで、嬉しく思います。次は何を作って見せてくれるかしらと楽しみにしています。

 

2019年12月23日 【英語が苦手・LDがある子への英語読み書き指導〜英語教材の世界的主流、ジョリーフォニックス〜】のお知らせ

  • 2019.09.14 Saturday
  • 20:56

リンクス読み書き支援講座のお知らせです。ジョリーラーニング社公認トレーナー 山下桂世子先生をイギリスよりお招きし、英語読み書き指導についてお話しいただきます。保護者・指導者のみなさま、ぜひご予定ください。



【英語が苦手・LDがある子への英語読み書き指導〜英語教材の世界的主流、ジョリーフォニックス〜】

●日時:2019年12月23日(月)第1部10:00〜12:00 第2部13:00〜16:00
●場所:姫路商工会議所603会議室(兵庫県姫路市下寺町43)
●対象:第1部 保護者・指導者・第2部 指導者
●受講料:第1部 2,200円(税込) 第2部 5,500円(税込)

●講師:山下桂世子(やました かよこ)氏

 日本で数少ないジョリーラーニング社公認トレーナー。愛知県岡崎市出身。同市の小学校に教師として勤務し、特別支援学級も担当するが、夫の海外転勤にともない渡英。現地の小学校で働くかたわら、日本語教師として成人学級で日本語を指導し、ノッティンガム大学で特別支援教育を学び、修士号を取得する。

 また、現地校で使用されているジョリーフォニックスに興味を持ち、その指導法を学んだ。現在、ジョリーフォニックス、ジョリーグラマーの公式トレーナーとして、イギリスと日本を往復し、各所で指導者向けのトレーニングセミナーを開催するなど、積極的に活動している。

【第1部】英語が苦手・LDがある子へのジョリーフォニックスの効果

●講師:ジョリーラーニング社公認トレーナー 山下桂世子先生
●日時:2019年12月23日(月)10:00〜12:00 (開場9:30)
●対象:保護者・指導者

 教科書が読めない、単語をを何回書いても覚えられないなど、英語学習のつまずき悩むお子さんは少なくありません。英語が苦手・LD(学習障害)のあるお子さんに対し、とにかく書いて暗記させる従来の指導法に限界を感じる指導者も増えてきました。英語学習につまずく彼らは決してやる気がないわけではなく、彼らに合った学び方を私たちが提供できていないだけなのです。

 世界120か国以上で使われている、新しい英語読み書き指導法「ジョリーフォニックス」の理論とその実践について、特別支援にも造詣の深い山下先生にお話しいただきます。

【第2部】『はじめてのジョリーフォニックス 2』 ワークショップ

●講師:ジョリーラーニング社公認トレーナー 山下桂世子先生
●日時:2019年12月23日(月)13:00〜16:00 (開場12:30)
●対象:指導者

 今年8月東京書籍より出版されたジョリーフォニックス日本語版ワークブックの監訳者である山下先生に、ワーブックの効果的な使い方や指導上の留意点などをお話しいただきます。現場実践に即時応用できる具体的なアイディアやコツなど、指導者が知っておきたいこと、指導における困りごとに対する解決のヒントが満載です。

 『はじめてのジョリーフォニックス2』を中心としたワークショップですが『1』のおさらいから始めますので、ジョリーフォニックスが初めての先生方もぜひお越しください。公教育・民間教育・療育関係者におすすめです。

 『はじめてのジョリーフォニックス2−ティーチャーズブックー』あるいは『はじめてのジョリーフォニックス2−ステューデントブック−』をご持参ください。

(東京書籍ウェブサイト https://www.tokyo-shoseki.co.jp/books/81191/

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お申し込みはこくちーずプロよりお願いいたします。第1部・第2部でこくちーずプロお申し込みページが異なります。ご希望の部とお申し込みページの部が合っているか、お申し込みの前に必ずご確認ください。

第1部・第2部両方とも受講ご希望の方は、お手数をおかけしますが別々にお申し込みください。

こくちーずプロ お申込みはこちらからどうぞ https://www.kokuchpro.com/group/lynx/
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 リンクス学習サポートは一人ひとりの教育的ニーズに対応する個別指導学習塾です。発達障害のあるお子さんやつまずきを感じているお子さんの学習支援として、LDやディスレクシア(知的な遅れはないが文字の読み書きが苦手)のあるお子さんを対象に専門的な英語読み書き指導を行っています。

 今年度はイギリスよりジョリーラーニング社公認トレーナーの山下桂世子先生を再び姫路にお迎えし、保護者向け・指導者向けの講座を開催します。2年前の指導者対象ジョリーフォニックス総合トレーニングと児童生徒対象ジョリーフォニックス講座がたいへん好評で、「ぜひまた山下先生のお話を姫路で聞きたい!」とのお声を多くいただいており、満を持しての開催となります。

 今回はぜひ保護者のみなさまにも山下先生の英語教育にかける思いと特別なニーズがあるお子さんの学習への願いをお届けしたく、第1部は指導者だけでなく保護者も対象とした内容です。子どもたちに関わる全ての人々にお聴きいただきたいと思います。第2部は、今年8月に出版されたばかりの『はじめてのジョリーフォニックス2』(東京書籍)のワークショップです。学校の先生、塾の先生、放デイの先生など、様々な立場の指導者の方々が共に学ぶ場になれば幸いです。

iPad でプレイジムスポーツ新聞!

  • 2019.08.23 Friday
  • 19:19

読み書きに困難があるAさんと、iPadのアプリ「Good Notes」を使って、スポーツ新聞づくりをしています。Aさんは大の阪神ファン!ネタのほとんどが阪神タイガース情報です。



iPadやアプリの使い方にはすぐに慣れ、自分が甲子園で撮影した写真などを貼り付けたり、漢字の読み方を調べたりもお手のものです。夏季休業明けには、「暇やったから毎日作ったんや」とプリントアウトされた新聞の束を持ってきてくれました!



Aさんの場合、入力方法はキーボード入力と音声入力の両方を使っており、書きたい量や状況に合わせて適宜使い分けています。現在はアップルペンシルでの手書き入力も練習中です。



写真は、阪神ファンの熱心な読者のひとり、職員の言語聴覚士T先生です。職員や他の子どもたち・保護者の方々だけではなく、見学などで来られたお客さんまでが新聞を読み感想を寄せてくださるので、文字を介して心が通じ合う喜びを感じてもらえているようです。

誤解されやすいのですが、読み書きに困難があるお子さんに、読みたい・書きたい思いがないわけではありません。読むことや書くことを通じて、もっと知りたい・もっと表現したいという思いは強く、その気持ちを大切に育んでいきたいと思います。

ジョリーフォニックス勉強会

  • 2019.08.20 Tuesday
  • 13:12





大阪でのジョリーフォニックス勉強会にて、リンクスの英単語つづり指導についてお話させていただきました。

残り時間を確認するためのタイムタイマーは、やはり大きいサイズにして大正解!荷物にはなるけれど、小さいサイズやアプリよりも私には合うようです。もう、全然違うのよ!

みなさんのお話には勇気をいただきました。愛あふれる勢いのある実践のお話が、心地よく身体中に流れ込みました。生き方や働き方、人としてどう在りたいのかについてもヒントが得られたように感じています。

小6算数 円の面積の教材づくり

  • 2019.06.21 Friday
  • 23:25

小6算数 円の面積の応用編のために教材を作りました。全てのパーツをラミネートしており、長さや面積などを書き込む場合はホワイトボードマーカーを使います。これならみんなで繰り返し使用できますね。









プリントに印刷された問題を見て解き方がなかなか思いつきにくい生徒の場合、何度説明してもピンときにくいのなら、その生徒のせいではなくて指導が間違っていると私は考えています。やたらと補助線や斜線を書き込まれて訳が分からなくなっている図形を見かけると残念に思います。

また、円周率3.14をかけてこっちを足してあっちを引いて…と複雑な計算をしているうちに(小数になりますしね)、どのような解き方で今自分が面積を求めているのか分からなくなってしまう生徒もいます。この場合はワーキングメモリに弱さがあるのかもしれません。

そこで、生徒には最初は解き方の手順のみを考えてもらいます。面積を求める部分以外の各パーツに先に面積を書き込んでおくのも良いです(暗算で加減算できるキリのいい整数で)。つまり、各パーツの面積は計算で求めさせるのではなくこちらが予め書いておくのがポイントで、それは手順のみに集中してもらうためです。

パズルのようにパーツを動かして、見て・触って・ひらめいて!そして面積を書きかえながら何度も練習していきます。ここでは指導者はお節介なアドバイスをしてはいけません。言葉がけが多い指導は上手くいっていない指導です。

面積の求め方はいくつもありますので、それらを生徒ひとりひとりが理解しやすい解き方に合わせて指導者が説明できるよう、同じ図形でも切り方やパーツの色を変えたものを数種類準備しています。学校で習った解き方にこだわりたい生徒も多いので、教科書も確認します。

ここで大切なことがひとつ。計算力はどうするの?と思われるかもしれませんが、計算の部分は別途、計算のみに集中できる形で練習していくとよいと思います。両方を一緒にやろうと思わない方が上手くいきますよ。

そして、いかにシンプルで美しい解き方を見出すか、 そういうことにも目を向けて数学的な思考を楽しんでもらいたいなとも思っています。そのひとつひとつが中学や高校の数学につながり、さらには生活の中で役に立つ論理的思考力を鍛えることになるのではないでしょうか。


数概念を育む支援の続報

  • 2019.06.15 Saturday
  • 20:42


https://www.facebook.com/801396959895310/posts/2543775675657421?s=100002901784978&sfns=mo


プレイジムの「数概念を育む支援」の続報です。私たちは、うまくいった支援はもちろんですが、あまりうまくいかなかったことやそれをより適切な支援にするためにどう改善したかということもお伝えしていきたいと考えています。


なぜなら、そういったことにこそ、ひとりひとりの子どもたちとそれぞれの事象を丁寧に観察するという、支援の要が見えてくるからです。職員同士が活発に意見交換できるようになってきたことを喜ばしく思います。

放課後デイサービス プレイジム「世界クラブ」

  • 2019.06.04 Tuesday
  • 21:35

 

放課後デイサービス プレイジムの外国語活動を担当しています。今年度の保護者さん向けのお知らせをシェアします。

 

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2019年度 プレイジム世界クラブ

 

プレイジム世界クラブでは、外国へ興味関心を抱き、広い世界には多様な文化や生活様式があることを学びます。世界クラブでいくつかの国を巡るうちにきっと、日常の暮らしの中にちょっぴり刺激をもたらすような憧れや興味の対象を見つけたり、その対象に近づくために何かに挑戦したくなったりということがあるといいな!そのようなことを目標として今年度は毎回の活動を組み立てています。

 

その憧れや興味の対象というのは、おしゃれなファッションやおいしそうな食べ物であってもいいですし、心躍る美しい音楽や美術や物語、触ってみたい動物たちでもいいのです。もしかしたら、私たちの住む日本とは異なる挨拶の仕方や考え方、日本にはない語彙から刺激を受けることがあるかもしれませんね。

 

そうして、自分の中には存在しなかったものごとに触れることで「新鮮な驚き」を経験し、自分の新しい可能性に気付く機会としたいと考えています。きっと、あんなことやってみたいな、こんなこともっと知りたいな!とわくわくしながらあれこれやってみるうちに、新しい自分に出会えることでしょう。

 

また同時に、外国を知ることでかえって自分たちの暮らしの中で当たり前だと思っていたことが実はそうではなかったと気付くことがあります。そして、そんなふうに当たり前だと思っていたことがとても素敵なことだったと気付く喜びも感じてもらいたいと思っています。

 

【このようなことを活動の中に盛り込んでいます】
・言語(挨拶、簡単な会話、文字や発音に親しむ)
・衣食住(ファッション、民族衣装、食べ物、家庭生活の様子など)
・名所(遺跡、自然、建造物、観光地など)
・動物(その土地ならではの動物の生態)
・芸術(音楽、美術、本)
・政治、経済、その国の子どもたちの暮らし
・その他 気候、歴史、スポーツ、日本との関わりなど

 

【巡る国々・地域】
4月・5月 モロッコ
6月・7月 ロシア
8月・9月 中国
10月・11月 フランス
12月・1月 ブラジル
2月・3月 北極・南極

 

プログラミング、そして英語

  • 2019.05.30 Thursday
  • 23:38

ついにリンクスでプログラミングを始めました。今日が Scratch の2回目です。こちらは小学生のお子さんの初めてのプロジェクト。


「そうや!猫と魚がぶつかったら、猫が魚を食べるようにしたい。猫も泳いでるようにできるかな」と、自分だけのアイディアがどんどん湧いてくるのが嬉しいです。





英語ができたらもっと情報が得られるし、世界のみんなとコメントし合えるね、ということで英語も始めました。


学校でまだローマ字も習っていないので、まずはアルファベットから。フォニックスも意識しつつ、運筆をうきうきがんばっています。




(プリントは www.sparklebox.co.uk さんのサイトより)


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