英語4線ノートのジョリーフォニックス同音異綴りバージョン

  • 2017.11.14 Tuesday
  • 23:48


以前、ジョリーフォニックスのアイディアを入れた英語4線ノートの記事を投稿しましたが、今回は42音の代わりに同音異綴りを入れたものを作りました。Jolly Phonics Picture Flash Cards などと併用しています。


本当に簡単なものですが、中学生が教科書の単語を書くのに戸惑ったときに「この単語のここ、あの単語のと同じ音で綴りが違うだけなんやな」と、とても分かりやすくなるようです。


綴りと音の組み合わせが無数にあるように思えて圧倒されそうだったのが、頭の中が整理されて「これならできるかも」と意欲的にトライしてもらえるように感じています。


分からないときはここを見るといいよ、という拠り所を提示しておくと安心して試行錯誤できますし、「見ないでやってみる!」「もうできるからいらんわ〜」と案外チャレンジしてくれるもので、それがとても嬉しいです。


実はこちらは、学校の授業の補習をしつつジョリーも入れていく形で学習を進めている、ディスレクシアの中学生のことを思って作りました。


文法を進める前にフォニックスを習得できていれば良いのですが、現状では中学生になって初めて英語ができないということで相談に来られることが多く、進路に直結する定期テストのことを考えると、時間が本当にありません。


しかし、最近は漢字の読み書きで困難を感じている小学生が、英語でもつまずくだろうということでジョリーを始められるケースが増えてきていますね。





今回は、先月のWindows10アップデートで標準フォントとなった「UDデジタル教科書体」を使用しました。ロービジョン(弱視)やディスレクシア(読み書き障害)に配慮されたフォントです。


このフォントにはいくつか種類があるので、これからいろいろ試してみたいと思います。同音異綴りの部分は、同音のものを枠で囲むともっといいかなと考えています。


ちなみに日本語はこんな感じです。通常の教科書体のように強弱がない(細い太いがない)ので読みやすく、字形は教科書体に準拠しているので書き方を教える際に良さそうですよ。


読みたい・書きたい!壁新聞プロジェクト

  • 2017.10.25 Wednesday
  • 22:34

リンクスの掲示板には壁新聞がいっぱい!読み書きが苦手な生徒たち(編集長)が、「漢字教えて!(才を書くと)ちゃう、難しい方の字あるやん(歳なのね!)」「先生、◯◯って知っとう?それのこと書きたいんや」と楽しそうに書いています。


パソコンや iPad で調べものをするときには、ローマ字入力でアルファベットの形も自然に覚えています。今日も生徒が h と n を打ち間違えて、そのときしっかりと形の違いに気付いてくれていました。


私たちは「壁新聞はみんなに読んでもらうためのものだよ」とだけ伝えて、誤字脱字や文法の誤りには一切口を出しません。彼らの学びを見ていると、「伝えたい気持ち」が一番大切なのだなと強く思います。


私たちが何も言わなくても、というより余計なことを言わなければ、


分からない字は調べ、自分史上最高に読みやすい字を書き、字の大きさに気を付け、自分で間違えたと気付いた箇所は自己訂正し、レイアウトを工夫し、話題に合わせて背景の色を塗り、イラストを描き、ネットから画像を印刷して貼り、ときにはクイズも入れて。


読者の視点で自ら考えることで、書くことに意味が生まれるのです。






そして塾ですので学習効果も重要です。保護者の方からはこのようなお声をいただきました。


・書ける漢字が増えた
・字がきれいになった
・文章を読むようになった
・国語の課題で文で答える箇所を飛ばさなくなった
・ST による検査の結果が良くなった
・よく話をするようになった
・表情が明るくなった


みんな本当は伝えたいことを心の中にたくさん持っているのですね。しかもできあがった壁新聞を見ると、とてもユニークで表現豊かなのです!もちろん、英語版も作りたいな、と密かに企んでいますよ。

読みの困難が大きいときは音韻認識活動を

  • 2017.10.17 Tuesday
  • 19:11

 

Toe By Toe などで語を読む活動をする際、VCの2音の語まではスムーズに進んでも、CVCの3音の語になると急につまずくことがあります。読みのスピードが下がったり、読み間違いが増えたりします。間違いを繰り返すことで間違いのまま定着してしまったり(いったん入ったものは修正が難しいです)、意欲が低下してしまったりということを避けるため、そのようなときはいったん文字を離れて音韻認識活動を行います。

 

 

音韻認識とは、音を操作する力です。実は私たちは子どものころ、遊びの中で日本語の音韻認識を育む活動をしています。しりとりでは最後の音だけ取り出す力が求められますし、「た」抜き言葉遊びでは聞いた音をいったん頭の中に留めておき、そこからある音だけ削除するという力が必要です。

 

 

回文では聞いた音を頭の中で逆さまに並べ替える力が必要ですね。(ワーキングメモリという、情報を一時的に保持しつつ、同時に物事を処理する力の問題もかなり関係してきますが、それについては後ほど述べます。)この力が、読み書きの基礎となるのです。その英語バージョンが、ここで行う音韻認識活動です。まずは、音のたし算(混成)から行います。文字は一切使いません。

 

 

例えば、/u/, /f/ と私が言ったのを聞いて、生徒が「uf」と答える、/b/, /e/, /x/ と言ったのを聞いて、生徒が「bex」と答える、というふうにします。もちろんここでも、指導者はアルファベットを音読みで言います!そしてやはり母音は難しいので丁寧に。詳しくは Toe By Toe の過去記事をご覧くださいね。

 

 

ただ、ここでも3音以上の語になると、うまくいかないことがあります。例えば、/a/-/t/, /d/-/ay/ などの混成はできても、/p/-/i/-/n/, /r/-/oa/-/d/, などでつまずくことがあります。いくつか原因はありますが、ここでは2つ原因を挙げ、その対処についてご紹介したいと思います。

 

 

1)言語性ワーキングメモリに問題があると思われる場合

 

 

上で少し触れた言語性ワーキングメモリについては、発達検査や知能検査などで予め分かっているケースもありますが、やはり実際の学習の様子を見て分かることのほうがはるかに情報量は多く、学習の場面において役に立つように思います。(特に算数や数学を見るとすぐ分かりますね。)気になったときは、数唱(順唱・逆唱)させてみたり、聞く力を使うクイズに答えてもらったりして確認することもあります。普段から聞き返しが多くないかもよくみます。

 

 

この場合、音素より大きな単位であるオンセット‐ライム単位で混成していきます。単位を大きくすることで音の数が減りますので、短期記憶の負荷を減らしつつ混成活動を行うことができます。母音の前の部分がオンセット、母音を含む後ろの部分がライムです。

 

 

 

 

 

 

 

私がオンセットを言うと同時に片手を出し(生徒から見て左側の手)、ライムを言うと同時にもう一方の手(生徒から見て右側の手)を出し、両手をくっつけるときに混成してできた音を言ってもらいます。一定のリズムで行い、途中で余計なことを言わないようにすることが大切です。余計なことを言うとその音が頭に残ってしまい、うまく混成できません。慣れるまでは、ライムは同じでオンセットだけ変えた語を連続で練習するとスムーズです。

 

 

また、音の数と同じ数のおはじきを提示し、視覚的な補助とするのも良いようです。上の赤い4つのおはじきは、例えば /s/-/p/-/a/-/n/ の4つの音を表しています。おはじきをひとつずつ指で押さえながら音を言うと分かりやすいようです。場合によっては、赤を母音、青を子音とするのもよいかもしれません。(以前の記事でも書きましたが、色を扱うことが活動に含まれる場合は、色覚に特性のある生徒(色覚異常など)に配慮する必要があります。)

 

 

 

 

 

 

2)母音と子音の結び付きが困難な場合

 

 

例えば、/d/-/a/-/t/ の da の部分の混成が困難なことがあります。CVはローマ字から連想しやすいだろうと思われるかもしれませんが、ディスレクシアのある生徒のなかには、既習であってもローマ字がほとんど定着していない生徒が多くいます。(しかしだからこそ、この活動を行うとローマ字読みにならずにとてもきれいな発音になります。ただ発音にこだわるわけではないので、これはおまけの喜びですね。)

 

 

国語の特殊音韻の読み書き学習で、例えば「きゃ」を「き・・・・や」「き・・・や」「き・や」「きゃ」と練習することがありますよね。それと同じことを英語でもして見せると分かりやすいようです。このようなワークブックがありますので、このページを参考に(文字なしで)音韻認識活動を行います。

 

 

A Workbook for Dyslexics:Cheryl Orlassino p.16 

 

 

 

 

 

以上のような音韻認識活動を行い、文字なしでの音の足し算がスムーズに進むようになったら、改めて文字を使った混成に戻るとうまくいくことが多いです。「あっ、そういうことやったんや」とつぶやき、「もっと読みたい!」と、服やかばんに書いてある英語を読み始めて、そうか、それが読みたかったのね〜!と思う瞬間をとても愛おしく思います。

 

 

なお、音韻認識活動については、神戸山手短期大学 村上加代子先生にご教授いただき実施しています。村上先生とは英語教育ユニバーサルデザイン研究会(https://www.manabishien-english.jp/)でご一緒させていただいていますが、改めてここに感謝の意を表します。

指示代名詞の説明についてのちょっとしたあれこれ

  • 2017.09.28 Thursday
  • 11:25


英語の指示代名詞で混乱する生徒への説明プリントです。近称と遠称の空間的・時間的・心理的な距離を視覚的に分かりやすくするため、矢印で表しました。いつもは手描きだったのですが、最近私がエクセルにはまっているので作ってみました。


すでに話題に上っている物事を指す人称代名詞も吹き出しに入れていますが(会話文の受け答えなどで、ここも混乱しますよね)、情報が多いと混乱するような生徒には最初は消しておきます。

 

 




英語の指示代名詞は日本語の指示代名詞と少し違うので要注意。指導者が国語の文法範囲の復習をして、英語と比較もするとすっきりします。私もしょっちゅうおさらいしています。


そして大切なことがひとつ。ASD(自閉症スペクトラム)のある生徒の中には、「それ取って」「あそこに置いてね」という指示が分かりづらい子がいます。「それ」「あれ」といった指示語が具体的に何を指すのか理解が難しく、コミュニケーションがうまくいかないことがあります。(かく言う私も実は苦手です。)


話し手と聞き手の関係性やその場の会話における文脈の理解が難しかったり、心の理論(他者の立場で物事を考える)が未発達だったりということが原因として考えられます。知的に高い生徒でも意外と分かっていなかったりするので、普段の雑談などでさりげなく確認しておくこともあります。


その場合、例えば教室の中だと「this, these は手の届く範囲くらいだよ(手の長さを測って具体的な数字で言うのもあり)、that, those は手が届かないね」と伝え、机の上と教室の端に具体物を置いて、英語で(それ以前に日本語で)やり取りして、感覚をつかめるよう練習しています。中途半端な所に物を置いて、「どっちかなあ。あれれ、立ち位置によって変わる?」と生徒と話し合うのも楽しいです。

小数ひき算筆算用紙を作りました

  • 2017.09.26 Tuesday
  • 23:00

 

小数のひき算筆算でつまずきやすい生徒のための筆算用紙を作りました。位をそろえて(小数点の位置をそろえて)数を書くことが苦手な生徒には、整数部分の色や小数点が助けになるかと思います。もちろん、生徒ひとりひとりの習得度に合わせて色を変えたり小数点を消したりしていくことも可能です。

 

 

 

 

 

 

最初は小数部分に色を付けていたのですが、生徒のひとりに「こっち(整数部分)に色が付いているほうがいい、よく使うから」と言われ、すぐに変更したのです。確かに、色の付いているほうに自然に目が向きますので、そこに普段の生活でよく使う整数を入れるほうが無理のない流れだなと思いました。生徒にはいつも教えられますね、生徒は私の先生です!

 

 

また、9-6.71=3.71 としてしまうような誤りがよくあります。9 を 9.00 として考え、筆算の枠に 00 を書いて計算するのですが、それを書かずについ 7 と 1 をそのまま下ろしてしまうのです。

 

 

その場合は、予め薄い色で 0 を入れておくのもいいかと思います。(はじめから濃い色でばっちり入れるのはだめですよ、0 があるのかな?ないのかな?と自分で考えないと意味がありませんから。) 小数点を入れているだけで、0 の存在に気付く生徒もいます。

 

 

つまずきの原因は小数概念の未理解や不注意、計算障害などいくつか考えられますが、このような工夫と合わせて、生活のなかで役に立つものとして小数を使う体験を積み重ね、あるいは数としての面白さを味わう知的好奇心を追求し、生き生きとした算数を一緒に感じていきたいと思っています。

続・英語4線ノートをジョリーフォニックスのアイディアで

  • 2017.09.24 Sunday
  • 21:31


英語4線ノートのブログ記事をフェイスブックで公開したところ、山下桂世子先生はじめ多くの先生方からアドバイスやご感想をいただきました。ありがとうございます。


これほどみなさん関心をお持ちということは、それだけ多くの生徒が書字につまずいているということ、そして何十回も書くような従来の書き取りの課題ではうまくいかないことも多いということなのだと思います。



最初のものは4線の幅を3:4:3で作ったのですが、5:9:6も良いとお聞きしたので、そちらも早速作ってみました。







また、前回の記事をアップしてから気付いたのですが、一番下の黒い線は柔らかな黒に変更しました。黒い色は目に飛び込んでくるので、それに引きずられないようにするためです。



ひとりひとりの生徒の特性・学びのスタイルに合わせて、選択肢をたくさん用意しておきたいと思っています。データ送付ご希望の方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡くださいね。

 

 

 

 

 

 

英語4線ノートをジョリーフォニックスのアイディアで

  • 2017.09.20 Wednesday
  • 13:23

 

アルファベットを書くことが困難な生徒のために、英語4線ノートを作りました。今夏のジョリーフォニックスのトレーニングで公式トレーナーの山下桂世子先生に教えていただいた書字のアイディアを盛り込み、また、上部には42音を入れました。トレーニングを受講された方なら、4線の色の意味がお分かりになるかと思います。

 

 

 

 

 

 

アルファベットがうまく書けない原因としては、視覚的な認知の弱さ、発達性協調運動障害、不器用や不注意などが考えられます。個別に書字スキルの検査を行い、実際の生徒の様子を見ながら効果検討していくなかで、ストラテジーの構築を目指したいと考えています。そうすることで、より多くの生徒の一助となれればいいなと思っています。

 

 

また、42音を入れた理由は、「分からないときでも(文字を想起しづらいときでも)、これを見ればひとりでもできる!」と、安心して学ぶことのできる環境を作りたかったからです。見づらくならないよう、同音異綴りは別のシートで作ろうと思います。エクセルなので、(なくてもできるようになったなどの理由で)不要になればすぐ消すこともできます。

 

 

ただし、真っ白の紙だと読みづらい生徒にはオフホワイトなどの紙にプリントアウトしたり、色覚に特性がある生徒(色覚異常など)にはカラーの設定を変更するなどの配慮が必要です。書字だけにとらわれることなく、ひとりひとりの生徒にしっかりと寄り添っていきたいと思っています。

 

 

この4線ノートを山下桂世子先生にご確認いただいたところ、フォントや線の幅などについてもさらにアドバイスをいただきました。早速改良したものが写真のノートです。感謝いたします!改めてどこかでデータをアップしますね。

わり算計算用紙を作り直した理由

  • 2017.09.17 Sunday
  • 22:17


不器用や不注意などで数字がずれてしまう生徒のために、エクセルでわり算筆算計算用紙を作りました。これまで市販のものを使っていたのですが、生徒に合わせてマスの大きさや線の色などを変更しやすいように自作。







小5小数わり算は手順も多くまちがえやすいのですが、数字をきれいにそろえて書くことにエネルギーを費やさなくて済むように、計算問題は計算だけに集中できるように、と思っています。

 

 

特に発達性協調運動障害を持つ生徒の場合、「きれいに書こう」「正確に計算しよう」という2つのことを同時にさせるとうまくいかないことが多いようです。1つの課題の目標は1つに絞ることが大切で、そのほうがどちらも後々うまくいくように思います。

センター試験での合理的配慮申請

  • 2017.09.12 Tuesday
  • 15:02

 

写真の冊子は「大学入試センター試験 受験上の配慮案内 (障害等のある方への配慮案内)」です。視覚・聴覚・肢体不自由・病弱・発達障害に関する配慮事項、その他配慮事項が合わせて26項目記載されています。時間延長、別室受験、チェック解答などがあります。


例えば、拡大文字問題冊子については、文字の拡大率が1.4倍(14ポイント)、2.2倍(22ポイント)の原則2種類から選択します。書体はゴシック体です。なお、一般の問題冊子の文字の大きさは10ポイント、書体は明朝体です。


申請には医師の診断書や学校の状況報告書が必要です。現在申請時期ですので、センター受験をお考えの受験者・保護者の方はお忘れなく。


申請するのか・どの項目を申請するのかは、周囲が決めるのではなく、本人が自分に何が必要なのか・どうすれば能力を発揮できるのか見極めた上で自分自身で決めることが重要で、そのことが大学入学後の学びにも生きてくるのだろうと思います。

 

 


大学入試センター
受験上の配慮案内(PDF形式)
http://www.dnc.ac.jp/center/shiken_jouhou/hairyo.html

 

 

 

 

『はじめてのジョリーフォニックス -ステューデントブック- 』を使って

  • 2017.09.08 Friday
  • 16:52

 

今春出版された『はじめてのジョリーフォニックス-ステューデントブック-』(東京書籍)を、今月から導入しています。今夏「第5回リンクス読み書き講座 児童生徒対象ジョリーフォニックス特別講座」で講師をお引き受け下さったジョリーフォニックス公式トレーナーの山下桂世子先生が監訳され、講座でもこちらを使用してご指導いただきました。

 

 

 

 

 

 

講座受講生にはフォローアップを開始したところなのですが、ある生徒は講座のときはまだおぼつかなかった音の記憶が、しっかりと定着していて驚きました。山下先生にお聞きしたところ、「何回も繰り返し、ある回数経つと定着していくタイプかもしれませんね」とのことでした。そうお聞きして、指導者である私が一喜一憂したり焦ったりせず、生徒に安心して学んでもらえるような雰囲気づくりをしたいなと改めて思いました。ジョリーは文字と音がしっかりとつながる教材なのですから。

 

 

 

今日もフォローアップの授業をしたのですが、ee と or のレッスンで書き取り課題をしたところ、beef の b で戸惑った生徒に b のバットを振るアクションを見せると「あ、野球!」とすぐに bee まで書き、ここで私は f は無声音だから難しいかしらと思ったのですが、あまり間を置かずに f と書き足し、beef を完成させていました。

 

 

「f、できたね!」

 

 

「さっき fork したからおんなじやと思ったんや」

「わあ、f の音が同じだって分かったんだね!」

「えへへ」とにっこり。

 

 

それから読みの課題も、sport が読め、「こんな長い単語も読めるんや」と嬉しそうにしていました。

 

 

 

また別の生徒は、pork の書き取り課題で porg と書いたので、

 

 

「もしかして q って書こうとした?形が似てるよねえ」

「うん」

「すごい、k の音が分かったってことだよ!k と q は同じ音だったもんね」

「ああ、そやった」とすっと pork を書きました。

 

 

 

ちなみに会話の中のアルファベットは、名前読みではなく全て音読みでやり取りしています。

 

 

 

 

合わせてジョリーフォニックスのアプリや教材も使いながら、楽しく学んでいます。生徒たちにはなぜかアプリの書き順を見せてくれるところが人気で、「これ(この書き順は)書きやすいわ」「ちょっと曲がってもええんやな」と言っていました。実は最初は、書き順のところは本当にシンプルなので、生徒は歌や音声のところのほうをやりたがるのではと思っていました。

 

 

 

しかし、「アルファベットの形をきれいに書きたい、そのために書きやすい方法を知りたい」という切実な思いがあるのだろうなと感じ、じーんときました。文字の形を取るのが苦手な生徒も多いので、なおさらそう思います。だれもが簡単に文字を書けるわけではない、そこから丁寧にしっかり教えていかなければと気が引き締まりました。ジョリーはそこにちゃんと目を向けて作られている教材なのでしょうね。

 

 

 

まだまだ山下先生のようなすばらしいレッスンはできていないのですが、生徒たちの様子に教えてもらいながら、私も勉強し続けたいと思います。

calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM